香水の使用期限と保存方法
未開封・開封後の目安と置き場所
編集部 2026-10-09更新 使用期限の考え方
化粧品の容器には、厚生労働大臣が指定した化粧品に限って使用期限を書くことが法律で決められています[1]。指定されているのは、ビタミンCや酵素を含むものと、製造や輸入のあと適切に保管しても3年以内に性状や品質が変わるおそれのある化粧品です[2]。
日本化粧品工業会も、製造後3年以内に変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないと説明しています[3]。つまり使用期限が書かれていない香水は、適切に保管すれば製造から3年は品質が変わらないように作られているということです。化粧品全般について、未開封で適切に保管すれば、花王は少なくとも3年[4]、ポーラは3年[5]品質が保たれるとしています。
使用期限が書いてある商品は、その期限を優先してください。
開封後の香水
開封した香水は、使うたびにアルコール分がほんの少しずつ蒸発していくため、使い始めと使い終わりで香りの印象が変わることがあります[3]。ポーラも、開封後はアルコールなどの揮発で印象が変わると説明しています[6]。
開封後に何か月まで、という目安をはっきり示しているメーカーは見つかりませんでした。日本化粧品工業会は、開封後の化粧品はできるだけ早めに使い切るよう呼びかけています[7]。
使い終わりに色や香りが少し濃くなるのは、アルコールが減るためで、よくあることです[3]。
保存方法
空気に触れるとアルコールが飛び、香りが変わりやすくなる[3]
香水の敵は熱・空気・光。シャネルは、ふたを締めて元のパッケージに入れ、高温の場所を避けて保管することを勧めている[8]
置いてはいけない場所
日本化粧品工業会が、化粧品を置かないよう呼びかけている場所です[7]。
使い切れる量を選ぶ
1日1〜2プッシュなら、50mLのボトルを使い切るにはかなりの時間がかかります。初めての香りや、季節や場面で使い分けたい香りは、ミニボトルや小さい容量から試すと、香りが変わる前に使い切りやすくなります。
ミニボトルで試せる香りを見る出典
- e-Gov 法令検索「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(第61条)」
https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000145 - 厚生省告示第166号「使用の期限を記載しなければならない医薬品等」(1980年9月26日)
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=81073000 - 日本化粧品工業会「化粧品Q&A」
https://www.jcia.org/user/public/faq - 花王「化粧品Q&A【使用期限】」
https://www.kao.com/jp/cosmetics_qa/detail/18136/ - ポーラ「よくあるご質問(化粧品の使用期限)」
https://www.pola.co.jp/support/faq/cosme/tve6g10000000ze5.html - ポーラ「よくあるご質問(香水)」
https://www.pola.co.jp/support/faq/cosme/tve6g10000001wwy.html - 日本化粧品工業会「化粧品を保管するときに注意していただきたいこと」
https://www.jcia.org/user/public/basis/store - シャネル 日本公式「よくあるご質問(フレグランス&ビューティ)」
https://www.chanel.com/jp/faq/fragrance-beauty/
調査の数字は記事の説明にだけ使い、香りごとの判定には使っていません。判定は公式の情報と使った人の声から出しています。